「まだまだ続く、高等学校等就学支援金制度の手続き」で一部紹介した福岡県高等学校人権・同和教育研究協議会作成の資料「RIPPLE」が届きました。
画像にPDFのリンクをかけていますので、ご利用下さい。
内容は、以下のとおりです。
1 就学支援金の申し込みは、4月の手続きで済んだのですね。
いいえ、7月にもう一度手続きをしなければなりません。
2 えっ? またするのですか?今度は何を出すのですか?
「4月手続き」で申し込みが認められた人は、次の二つを学校に出してください。
①届出書(これは学校から配布される予定です)
②保護者の所得割額を示す書類
3 所得割額の書類は、4月に出していますよね。
「4月手続き」のものは、一昨年度の所得割額の書類です。
「7月手続き」では、昨年度の所得割額の書類がいります。
4 昨年度の所得割額の書類って?
今年の5、6月に役所から送られてくる「税額決定通知書・納税通知書」です。
5 それをどうしたらいいのですか?
それを学校に出してください。
ですから、「税額決定通知書・納税通知書」は失くさないようにしてください。
6 収入のないところは、なにもしなくてもいいんでしょう?
いいえ、必ず、収入がない(無収入)ということを、役所の窓口(納税課など)に申告をしてください。そして、「無収入」であるという証明書を、出してもらい、それを学校に出してください。
(窓口や証明書の名称は、市町村によって違いますので、役所の「総合案内」でおたずねください。)
7 4月に申し込んで、認められなかった人は、もうダメなんでしょう?
所得割額の確認をしてください。家庭の状況により、所得が一昨年度より減っていれば、認められる可能性もあります。
8 その時は、どうしたらいいんですか?
次の二つを学校に出してください。
①申請書(これは学校から配布される予定です)
②保護者の所得割額を示す書類(「税額決定通知書・納税通知書等)
9 すると、4月に認められた人も、出ない可能性があるのですか?
はい、家庭の状況により、所得が一昨年度より増えていれば、認められない可能性もあります。ですから、必ず所得割額の確認をしてください。
10 4月の手続きを忘れたり、申し込みをしていなかった人は、7月の手続きで間に合いますか?
はい、次の二つを学校に出してください。
①申請書(これは学校から配布される予定です)
②保護者の所得割額を示す書類(「税額決定通知書・納税通知書等)
ただし、認められても、支援金の支払いは7月分からになります。
11 7月の手続きをして、認められれば、あとは何もしなくていいのですか?
とりあえず、来年の6月までの支援金は出ますが、それ以降の支援金については、また、来年7月に手続きが必要です。
12 就学支援金を申し込んで、認められなかったけれど、その後、失業などで、急に経済的に厳しくなった時は、どうすればいいのですか?
就学支援金の代わりに、「授業料免除(払わなくていい)」という制度があります。申し込みの受け付けはいつでもできます、詳しいことは、学校にお尋ねください。ただし、認められて「免除」が始まるのは、申し込んだ月の次の月からです。
<「給付金」について>
13 「給付金」というのもあるのですか?
はい、今のところ「非課税世帯」(保護者の所得割額が0円)を対象に、授業料以外の教育費の負担を減らすために出される予定です。
14 それは、いくらぐらいでるのですか?どうすればいいのですか?
手続き、金額等については、まだ、明らかにされていません。明らかになり次第、お知らせします。
15 「給付金」は返さなければいけないのですか?
いいえ、「給付金」も「就学支援金」も、返す必要はありません。
16 「給付金」と「就学支援金」は両方、受けることはできるのですか?
はい、「非課税所帯」であれば、受けることができます。
<いろいろな利用できる制度があります>
17 中学校の時、「就学援助」を受けられなかったので「就学支援金」はだめですよね?
いいえ、大丈夫です。「就学援助」は小学校・中学校まで、「就学支援金」は高校に入ってからの制度です。基準も違いますから、申し込みをしてください。
18 「就学支援金」と「奨学金」はどう違うのですか?
まったく別の制度ですので、両方とも利用できます。
「就学支援金」は、返す必要がありません。
「福岡県奨学金」※は、貸与ですから、返さなければなりません。
また、他の奨学金は、「貸与(返さなければならない)」型と「給付(返さなくてもいい)」型があります。詳しくは学校にお尋ねください。
19 「福岡県奨学金」※と「日本学生支援機構奨学金」はどう違うのですか?
福岡県奨学金は、高校生が対象です。
学生支援機構の奨学金は、大学や短大、専門学校等に進学する生徒が対象です。
※沖縄の場合は、「高校育英貸与奨学金」が相当します。詳しくは、沖縄県国際交流・人材育成財団(TEL:098-942-9213)まで
20 「就学支援金」の申し込みをしていれば、「給付金」や「奨学金」の申し込みはしなくていいのですか?
いいえ、全く別です。ですから、それぞれ申し込みをしなければなりません。
出す書類等については、これからはっきりしますので、わかり次第連絡します。
◎6、7月にしなければいけないことをまとめてみると
①「就学支援金」の申し込み
届出書(または申請書)と保護者の所得割額を示す書類(「税額決定通知書・納税通知書等)を学校へ提出(7月上旬締め切り)
②「給付金」の申し込み
詳しいことは、まだわかっていません。
③「県奨学金」の書類の提出
予約募集借用証書配布(5月中旬) 提出(6月上旬締め切り)
在学募集借用証書配布(6月中旬) 提出(7月上旬締め切り)
*大学、短大、専門学校進学を希望する3年生のお子さんがいる場合
日本学生支援機構奨学金の書類の提出
関係書類入力(5月〜) 提出(7月上旬締め切り)
来間島 1980年 |
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